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yumemimyou


第一章   変貌


・・・七 夢の旅人・・・

〈霊界での試練〉

  闇の中へと引き込まれた龍生は。
「ウウウーウッ、アー、痛てー、たすけてー、ウワァ! 何処なんだここは! 気持ち悪い、さっきの奴は何処行ったんだ、何だよここは、暗くてよく周りが見えないな、なんだかグジャグジャしていて薄気味の悪いところだな、オオーっ、ゾクゾクするよ」龍生は十六歳といった青年の容姿に変わっていた。戸惑いながらも辺りを見回していると、一箇所うっすらと怪しく光るところを見つけた、周りを手探りで確かめながら近づいて行くと。
「ワッ! なんだ? 化け物の顔だ!」徐々にその恐ろしげな顔は不気味に光る岩の中より浮かび上がってきた。そして頭だけが宙に浮いていた。
「ウワァー! 悪魔だ!」まさにその顔は悪魔の顔であった。額には二本の角を持ち、底知れぬ恐怖感を与える目の輝き、龍生は一瞬ひるんだ。
「オマエの欲するものすべてを手に入れる事の出来る方法を教えてやろう。さあ、見るのだ」その言葉を聞くと同時に、彼の脳裏にビジョンが送られた。それは西洋風の石壁に囲まれた、車が一台通れるかどうかといった狭く薄汚い路地裏に立って居た。
「さあ、この壁の向こうにオマエの望みをかなえることが出来るものがある。欲しくはないか? 欲しければオマエに与えよう、さあ、言うがよい、欲しいと、ただそれだけで、オマエは全てを手に入れることが出来るのだぞ、さあ言え! 言うのだ!」
「いやだ、悪魔の言う事など信じるものか、何をされようが悪魔の言成りにはならないぞ・・・でも壁の向こうに何があるのだろう・・・いや、そんな事はどうでもいい・・・でも本当に全てが手に入ったら・・・いや、なんの努力もしないで手に入れても満足するはずがない、それにこんな悪魔のような奴の言う事など、どうせ魂をよこせとか言うに違いない、悪魔に魂を売るくらいなら死んだ方がマシだ!」
 龍生は小さくつぶやいた。
「どうした早く返事をしないか、何をためらっている、ただ欲しいとだけ言えば言いのだ、オマエに力を与えてやろうと言うのだ、何を迷う必要がある」
「そんなものはいらない、見たくもない!」
「なんだと! ワタシに逆らうつもりか、愚か者め、いいか、ワタシに逆らうとどういう事になるか思い知れ! ひとつ覚えておくが良い、今後オマエは三代祟られるのだ! ワァッハッハッハッハ」その言葉を残して悪魔の顔は不気味な光と共に岩の中へと消えていった。
 辺りは再び暗闇と化した。
「何なんだよ、勝手に出てきて、しまいには、三代祟るって、どういう事なんだ、ふざけるな、あっ! よそう、また出て来たら、やだから、冗談じゃないよ、それにしても何処へ行けば出られるんだ、ここから」辺り一面、土と岩といった洞窟のような所である。全体に、じめじめとした、虫や小動物がうごめいているような様子である。
「こっちの方から変な音が聞こえてくるな、行ってみるか、しかしなんだこの鼻を突く異臭は、堪らないな、オエッ、吐きそう」鼻と口を押さえて、周りに気をつけながら、足で地面を探るように進んでいった。進むにつれてだんだんと奇怪な数多くのうめきごえが奥のほうから聞こえてくる。
「待ちなさい」何処からか、かなり年配の男の声がした。
「誰だ? どこに居る! また、さっきの悪魔か! もう、やめてくれ!」
「慌てるでない」落ち着いた優しい声が頭の中に直接響いてくる。
「後ろを振り向くが良い」
「後ろ?」振り向くとそこにひとつの光が輝き始めた。その光はとても懐かしく心温まる思いがした。見る見るその光は広がり、その中から一人の小柄な老人が現れた。
「あなたは、どなたですか? 神様か仙人ですか?」その風貌はどう見ても仙人とでも言ったような、頭のてっぺんは薄いが白髪を長く伸ばし、真っ白い、口ひげと、あごひげを蓄え、
インドの僧侶といったような、白装束を身にまとっている。
「なに、酔狂な爺じゃよ」
「はっ? そう言えばこんな姿をした人物が出てくる話を読んだことがあるな、たしかブラフマンとか言ったかな? ところでここは何処ですか?」
「ここか? まあ、ここは霊界の入り口とでも言ったところかのう、現世のモノたちは陰間とも言っておったかの」
「陰間? 霊界、それって、死者の来る所じゃないですか、それじゃあ、僕は死んだのですか?」
「いや、死んではおらん」
「それじゃあ、なんでここに居るんですか?」
「試練じゃよ」
「試練?」
「仕方ない、オヌシに分かる様に、話すとするかの。エヘン」咳払いをして、老人は、おもむろに話し始めた。
今、世界は、宇宙、いや、次元規模で大変な事態になろうとしているのじゃ。それは地球上の生命に限らず、霊的世界、いわゆる精神世界にまで影響を及ぼし始めたのじゃ。オマエも感じておろう、数々の驚異な出来事を」
「そう言えば、近頃よく恐ろしい目に合います、それから夢の中でも」
「そうなのじゃ、夢見なのじゃ」
「よくご存知ですね、僕が夢見という名前である事を」
「名前の事ではない、多少は因果関係があるかもしれんがなぁ、オヌシがここに導かれたのは、その夢見を行う潜在能力の高さなのじゃ」
「夢見を行う潜在能力?」
「そうじゃ、生存している人間も、夢見の世界では霊的存在としてのパワーを使うことが出来るのじゃ」
「分かったような分からないような話だな?」
「まあ良い、これからオヌシは、この陰間で、試練を受けねばならぬ、試練といっても肉体的に痛め付けるようなことは、せんから安心せぃ、ただし精神的には大分きついがのぅ」
「えっ! そんな、勘弁してください」
「そうは、いかん、これも因果じゃ」
「えっ! 僕が何をしたって言うんですか? 前世で何か悪い事でもしたのですか?」
いや、べつに、それほどの悪い事はしてはおらん」
「それじゃあ、なんで?」
「定めと言うか、オヌシの能力のせいかの」
「そんなのないよ」
「ゴタゴタとうるさい奴じゃのぅ、なんでも良いから、付いて来なさい、さあ、シッカリせぃ! 戦士よ」
「戦士? 誰が? また訳のわからない事を言うな?」
「まあ良い、そのうちに分かるときが来るわ」
「ああ! 待って下さいよ! こんな所に置き去りにしないで・・・、あーあ、消えちゃったよ、どうすれば良いんだ? 行くしかないか」
再び独りぼっちになった龍生は、薄暗い闇の中へと歩み出した。
「目が慣れたのか、少し周りの様子が見えるようになったな、それにしても薄気味悪いところだな」
 奥のほうより気味の悪い物音や、何人もの、もがき苦しむような声が響いてくる。
「立ち止まっているでない、さあ、先に進むのだ」
 何処からともなく聞こえてくる老人の声。
「何処に居るんですか? 姿を見せてください、お願いだから・・・、声だけか、仕方ない、行くか! でも怖いな、なんかあったらお願いしますよ」
 用心深く、一歩一歩確かめるように歩き出した。
「うわぁーっ! 触るな! やめろ! 何なんだ、こいつら、オエッ、気持ち悪い、吐きそう、うわぁっ! うわぁっ! やめてくれぇー!」
 この世のものとも思えぬ、いくつもの、手や顔が、どろどろに溶けかかったような地面や壁のいたる所から這い出そうと言わんばかりに龍生の脚や身体をつかみに来るのだ。
「早くここを脱出しないと大変だ、食い殺されちゃうよ、爺さん助けてくれ!」
「爺さんじゃと、タワケモノが、一人でなんとか、せい!」
「また声だけかよ、ここは何なんだよ、地獄なのか? こいつらこれでも人間なのか? それとも化け物か妖怪か? うわぁーっ! 奴らの思念が僕の中に入ってくる、なんだ、この悲しみ、この後悔の念、そして底知れぬ憎悪とみ、み、うわぁーっ! よせぇー!」
彼は逃げ惑いながらも、それらの思念と戦った。
 その底知れぬ恐怖の中、やっとの事で、そこを脱出したときには、身も心も疲れ果てていた。
身体中には、泥や、ベチャベチャとした気色の悪いものが付き、その異臭ときたら、吐き気が止まらないほどである。
「オエーッ、オエーッ、タマンないよ、」
「仕方ないのー、そら、そこに池があるじゃろぅ、その奥に滝もある、そこで身体を洗い流すが良い」
「あっー! 爺さん、やっと現れたか」
「爺さんと呼ぶな、ワシは聖者じゃ」
「聖者?」
「そうじゃ、いわゆる宇宙的エネルギーによる霊的存在とでもいったものかの・・・ようするに宇宙意識じゃ」
「はあ、なおさら分からないな。ところで聖者さま、まさか、この池、血の池地獄じゃあないでしょうね、気を付けないと、何があるか分からないからな」
「安心せぃ、水じゃ、それも聖なる泉じゃ、少しは、心身ともに清められよう」
「それじゃあ、早くスッキリしよう・・・心地よい水だなあ」
龍生は、しばらくその池の中でくつろいでいた。
「もうそろそろ良いじゃろぅ、あまり長く浸かっとると溶けてしまうぞ」おかしな微笑を浮かべながら話しかけた。
「えっ! ウソー! 冗談じゃないよ、そういう事は、早く言って下さいよ」
慌てて池から飛び出してきた。
「あっはっはっはっ、冗談じゃよ、冗談」
「はあ? 冗談なんか言わないで下さいよ、いいかげんにしてくださいよ」
「まあそう、怒りなさんな、ちょっとからかった、だけなのじゃから」
「じゃからじゃないですよ、からかわないで下さいよ。それで、これからどうすれば良いんですか? 僕は」
「本番は、これからじゃよ」
「えーっ、またあんな目に会うんですか? もういやですよ、あんな恐ろしい事は」
「今度の試練は、あんなえげつないものではない、例えるなら蝉が幼虫のときには地中という限られた世界に七年という年月をじっと耐えしのび、その後、成虫へと変態を遂げ、外界を自由に飛び回るといったようなものかな」
「その例えも良く分からないな、それに、先ほどのだって、えげつないと思うんでしたらやめてくださいよ」
「さあ、行くとするかの」
「ごまかさないで下さい」
「また消えちゃったよ、何なんだ」力が抜け、うなだれていた。
「そんなところで何をしているのじゃ、早く来んかい」聖者は、どこかへ通じる入口らしき所で叫んでいる。
「爺さん、いつの間に、あんなところまで行ったんだ、さあ、仕方ない、行くか」
「爺さんと言うでない、ばか者が」
「うるさいな! 頭の中に直接話しかけないで下さいよ、まったく、よし! 行くぞ!」
「おうっ、その調子じゃ! さて、行くとするかの」二人は、何処へ通じるのか、まるで天岩戸とでもいった入口を入って行った。薄暗い通路をしばらく行くと、両脇には、それぞれなる太古の武士の姿をした身の丈三メートルはあろうかと思われる仏神らしき者が立ち並び、ものすごい形相で、こちらをにらみつけている。さらに進むと、その奥には、まさに、仏の世界を垣間見るかのような空間が広がっていたのであった。
「ちょっと待ってください! いったいここは何処なのですか? まさか本当に僕はもう死んじゃって居るのじゃないですよね、やだよ! もう早く家に帰りたいよ」
「情けないことを言うでない! しっかりせい! オヌシの世界で言うところのちょっとしたテストをするだけじゃ、なんでも良いから早く先へ進むが良い」
「テストってなんですか? 何をするのですか? なんか怖いな」
「うん、テストか? そうじゃの、まあ簡単に言えば、オヌシの潜在能力を開眼させるきっかけを作るといった事かの、よく言う悟りを開く準備のようなものじゃ、これでよいか?」
「はあ?」
「まあよい、行けば分かる事じゃ行って参れ」
気後れがちではあったが、気を取りなおして覚悟を決め、奥へと入って行った。
「なんだこの機械と言ってよいのか見た事もない造形物は、まるでエイリアンの宇宙船の中って言った感じだよな、中央の上下の装置は、どことなくSF映画に出てくる転送機に似ているな」
 彼の直感は当たらずとも遠からずであった。
「この転送機のようなサークルの上に立ってみるか」
 立った瞬間、彼の脳裏に、ある言葉が浮かんだ。
「イェラゥ インマゥクァカストゥ アラゥスゥ ウェドァモゥ、なんだこの言葉は?」
それは聞いた事もないような不思議な言葉であった。
「何かの暗号かな、とりあえず真似して言ってみるか、イェラゥ、インマゥクァカストゥアラゥ」唱え終わると同時に、それは突如起こった。
 眩いほどの光のシャワーが、彼の頭上より注がれた。
一瞬にしてそれは起こった。目前に広がるイメージの嵐、それは、渦となって彼を取り巻いた。DNAに刻まれた生命の記憶、進化の歴史。すべては光と溶け合い融合体となり、凄まじい速度でタイム スリップならぬ、ディメンション スリップをはじめる。
その時である。彼を取り込んだ光の融合体は、大きく膨れ上がり、次の瞬間、何処へともなく消失してしまったのである。まるで部屋の中心に突如現れたブラックホールに吸い込まれてしまったかの様に。
「ここはどこなのだ? いったい僕はどうなったのだ?」
 あまりの一瞬の出来事なので、なにがなんだか、わからないまま、ただ呆然と立ち尽くしていた。
 目がくらむほどの光の洪水。そこは、時空をも超越した世界。
 全宇宙の心理がそこにあった。ここが何処なのか、などと言う問いすら、かき消され、すべてを包み込んでしまう。そこは、彼の意識をはるかに超越した世界であった。
 空間自体がその人間の思考形態に合わせ、空間形成をし始めたのである。
「なんだろう、この階段は?」
 それは、おぼろげな中にフッと浮かび上がってきた。
階段の周りには、光によって創られた霧とでもいったものが深く立ち込め、何色もの光の粒がキラキラとまるでダイヤモンドダストのように煌いている。その階段をしばらく登っていくとそこには巨大な門が立ちはだかっていた・・・・・。
「何だこの大きな扉は、まるでロダンの地獄門のようだな、すごいな! でもここは地獄ではないようだから天国の門とでも言うのかな?」無論これも彼の思考形態から形成されたものである。
「この扉の向こうには、何があると言うのだ? どうしたら入れるんだ?」その時また脳裏に言葉が浮かんだ。
「ウェラゥ アゥヴェラォス アラゥメスゥ ウェドァモゥ、まただ、言ってみるか、ウェ、ウェ、ウェラ、難しいな、ゆっくりと言ってみるかな、ウェラゥ アゥヴェラォス アラゥメスゥ ウェドァモゥ」唱え終わると同時に突如、門の絵柄が変化をし始めた。
「なんだレリーフの絵柄がどんどん変わっていくぞ、これは生きているのか? 不思議だな」龍生は瞬きもせずに観ていた。
「どういった仕掛けになっているのだろう、おもしろいな!」
いま自分自身がどういった状況に置かれているのかということさへ忘れて見入っていた。
「おっ! 止まったぞ、何が始まるんだ?」扉はひらかずに、中央に彫られた三人の天使の手の平より、それぞれ違った色の光のビームが放たれた。それらは混ざり合い黄金色の光の帯びとなって彼に向かって飛んで来た。その光の帯びは彼の身体を包み込んだ。「わぁーっ、眩しい! ・・・なんだぁーぁ!」彼は一瞬にしてその場所から光と共に何処かへと消え去った。
「ここは何処だ?! どうなっているんだ? じいさん! 聞こえているんでしょ、聖者さん!」
 そこはまるでミクロの世界である。限りなく続く、シナプスの集合体。それらの間を、光の矢が飛び交う。まるで脳細胞の中を、ミクロの身体で浮遊しているかのような。我々も含めた宇宙空間にはデータ空間とでも言った、次元空間が存在する。その空間は宇宙の誕生を始めとして、全宇宙の記憶を収めた空間である。しかし生きながらその次元空間に触れたものは数少ない。しかし悟りを開いた者の中には、そこを垣間見た者も少なからずいる。しかしながら、その存在は、人知を超え、まだ謎に包まれている。
「オヌシは先ず、悟りを開く事が必要じゃ、いまから経験する事がそのきっかけになる事を祈るぞ、と言うか、悟らねばならぬのじゃ、良いな」
「なんだやっぱり聞こえていたんですね」
「ワシは常にオヌシと共にある事を忘れるでない、さあ、行ってまいれ」
「行ってまいれって言われてもなぁ、何処へ行けばいいんだ、だいいち、いま自分がどういった状況なのかさえ分からないんだから」
「仕方ないのぅ、集中じゃ、精神を集中してみぃ」
「集中?」
「第三の目と言われておる、眉間の一点にすべての気を集中するのじゃ、よいな」
「ん―んっ! ・・・・・ワァーッ!」
 突然彼の精神に流れ込んできたものは、その時龍生と次元空間は光の流れによって結ばれていた。その時彼の全身を取り巻く無数の光の矢、それが何を意味するのか。
「最後の試練じゃ、辛抱せい!」
「何がですか? まだ何かある・・・? ウワォー! ヒャァー」
 そしてそれは訪れた。彼の叫ぶ声すら消え去っていった。
 肉体そして精神へと、言葉には言いがたいほどの苦痛が彼を襲った。
「何でこのような苦しみを味わわねばならないのだ?」彼は微かな意識の中で脳裏を掠めた。その時彼の心に話し掛けてくるものがあった。
「人は現世での修行を終えるとき、苦痛という試練を受けねばならぬのじゃ、その末に仏の世、神の世界、言うなれば中間世とでもいうべき、世界へと旅立てるのじゃよ、そして悟りを開くための修行もまた試練なのじゃ。
「そんなっ、ギャァー! それより! ウウゥー! この苦しみを! なんとかぁー・・身体が砕けるぅ!・・・アッ、ウワァァァァァァァー・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
「ハッ! なんだ・・・・・・! すべてが見える、すべてが感じられる、どうしたんだろう、分かるぞ、なんでも分かる、そうなんだぁー! ・・・・生命の起源・・・生そして死・・・永遠に繰り返されていくかのような・・・輪廻転生・・・そしてそれらが存在しうる意味とは!」宇宙意識とも言うべき膨大なるエネルギーとの同化により、今や彼の精神は開放され、宇宙、そしてすべての生命の情報が彼の深層意識下になだれ込んできた。
 次の瞬間、彼の身体は光の粒と化し弾け、新たなフィードバック現象が起こった。それは次元を越え別次元での再構築を意味していた。
―――――――――――――――――――――・・・・・・・・・・・。

八 夢の共同生活 につづく


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